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上場廃止もあれば株式分割もある [システムトレード]

今月の23日が2月度の実質的な売買最終日だったことからか、今日の株価データ更新ではエラーメッセージの表示が目立ちました。
その内訳は、23日付けで上場廃止になった銘柄と、24日付で株式分割が行なわれた銘柄が、数銘柄ずつです。

上場廃止された銘柄については、Yahoo!ファイナンスサイト上から銘柄名が削除されるため、データ取得更新マクロでそのような銘柄を更新しようとすると、株価データが取得できない旨のメッセージが表示されます。

この場合、その銘柄名をデータ取得更新マクロのリストから削除してもいいのですが、私は削除は行なわずにデータ更新フラグを"0"に設定し直します。
そうすることで、それまで取得更新していたその銘柄の株価データに、後日いつでもアクセスできるからです。

なお、登録銘柄が上場廃止になった場合、自動的に上記のような処理を行なうようにできればいいのですが、他の原因によって株価データが正しく更新できない場合も存在するため、現在は全銘柄更新後に手作業で確認・修正しています。

株式分割銘柄については、Yahoo!ファイナンスサイトの時系列データに基いて、直近における株式分割の有無を確認しています。
そのため、分割当日であっても時系列データが更新されない内に株価データを更新した場合は、分割の確認が行われずに正しく更新されませんので注意が必要です。

株式分割が行われた場合は、株価データ更新時にデータを再取得する旨のメッセージが表示されますので、データ取得・修正・更新フラグをいずれも"0"以外に設定して、株価データを再取得する必要があります。

これにつきましては自動化できないことはないのですが、トレーディングシステムとの関係で、株式分割があったことを確実に認識する必要があるため、現状では手作業で確認、再取得を行うようにしています。

いずれにしましても、株式分割当日には株価データが不連続になってしまうため、その銘柄を用いたトレーディングシステムが異常シグナルを出してしまう可能性があります。
そのため、運用銘柄の株式分割情報等に関しては、日頃から十分に確認しておく必要があります。

ちなみに、エラーメッセージが表示された銘柄のデータを再更新、もしくは再取得する場合は、私は最初の数行に空行を挿入して、そこにメッセージが表示された銘柄の行をコピーし、処理を行なっています。

そして、処理が完了したら、それらの銘柄の行を元の行に再コピーした後、最初に挿入した行を削除します。

あるいは、別に再取得・更新専用のデータ取得更新マクロを用意しておいて、そこにエラーメッセージが表示された銘柄の行をコピーし、処理を行なってもいいかもしれません。
もちろん、処理が終了したら、元の行に処理後の行をコピーして戻しておきます。

以上述べましたように、データ取得更新マクロを用いれば、上場廃止や株式分割があっても、適切に株価データ更新処理を行なうことが可能です。
これは、本マクロの大きな特長の一つだと考えています。

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Kフロー

一歩前進さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。

by Kフロー (2010-03-08 08:31) 

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