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インターネットエクスプローラあれやこれや [パソコン]

データ取得更新マクロの改定作業を進めるに当って、インターネットエクスプローラ(IE)について、改めていろいろと調べてみました。
今日は、その結果得られたいくつかのTipsについて述べたいと思います。

実はGatewayマシン(VISTAマシン)ではIE8を導入しているのですが、自動更新される以前のIE7の時から、IEが一発で起動しなかったり、メールのリンクから開けなかったり、といったことが頻繁に起こっていました。

IE8に更新したことで少しはまともになるかなと期待していたのですが、残念ながら事態は一向に改善せず、心なしかかえって動作が重くなったように感じていました。
そんな中、Micrisoftサポートオンラインで「Internet Explorer の設定のリセット方法」(文書番号:923737)なる文書を見つけました。

その中に「Microsoft Fix it」なるツールがあることを知り、早速それを実行してみました。これは、問題解決を自動で行うためのツールであり、面倒な手順なしに自動的に処理を行ってくれるものです。

IEの設定をリセット(初期化)するには、通常は多くの手順を踏まなければならないのですが、「Microsoft Fix it」を使うと、ウィザードに従うだけで処理を簡単に進めていくことができます。

ただし、これを実行するとほとんど完全に初期設定に戻ってしまうため、それまで導入していたアドオンなどは削除されてしまいます。
そのかわり、ほぼ完全なクリーンな状態に戻すことができるわけです。

詳しい内容や手順は同サポートをご覧いただくとして、とにかく、Gatewayマシンで処理を実行してみました。
その結果は、驚くべきものでした。

今までIE7やIE8に生じていた問題は現時点において全く起こらず、動作も非常に軽快になりました。それまで登録していたアドオンはなくなり、加えて認証が必要なサイトに対してはIDやパスワードを再入力する必要はありましたが、特に不都合はありません。
もちろん、回線設定やブックマーク等は初期化されずに元のままです。

それに気をよくして、やはり不調だったVAIOのIE7にも「Microsoft Fix it」を実行してみました。その結果、処理速度が特に向上したという感じはありませんが、今のところ起動に失敗するという現象は起きていません。

Gatewayマシンはともかく、VAIOの場合はIEいくつだったかからIE6、IE7、IE8、そして再びIE7と、さまざまなIEを渡り歩いてきたわけですから、非常に大量のゴミが蓄積していたことだっただろうと思います。

それだけに初期化の効果に期待していたのですが、今一つ目に見えるような効果は感じられません。やはり、基本的なところではハードの性能に大きく依存するということなのでしょうか。

さて、データ取得更新マクロの改定において、Webページのソースを取得し、それに正規表現を用いて必要な情報を抜き出すことで、株価データを効率的に取得するようにする予定です。
しかし、当日データの取得において、エクセルを一旦閉じてやらないと、データを再取得しても結果が更新されないという問題があります。

これは、エクセルが開いている間はインターネット一時ファイルからソースの読み出しを行ってしまうためで、マクロブックだけを閉じて再度開いても、残念ながらデータは更新されません。
しかし、何故かエクセルを一旦閉じると、その後再起動して取得マクロを実行した際にデータは更新されます。

エクセルを開いたままの状態で、インターネット一時ファイルを削除し、その後マクロを実行すると、確かにデータは更新されます。
やはり、インターネット一時ファイルがデータ更新の障害になっていることは間違いないようです。

いろいろと調べてみた結果、インターネット一時ファイルを削除するマクロについて解説しているサイトや書籍はほとんどなく(あるにはあったのですが何故かうまく動作しませんでした)、いずれにしても、それらはインターネット一時ファイルの所在を探して削除するという、結構大掛かりなもののようでした。

本来であれば、ソースを取得する際に、キャッシュではなくサイトから直接取得するようなオプションがあればいいのですが、残念ながらそのようなものは用意されていないようです。
結局、何か画期的な方法が見つかるまでは、データ更新の際にはエクセルを再起動するしかないかなと考えていたのですが、実は非常に簡単な方法があることが分かりました。

それは、IEにおいてインターネット一時ファイルをキャッシュしないように設定すればいいのです。これは正確にはキャッシュは行うのですが、Webサイトを表示するたびに、保存しているページの新しいバージョンを確認するように設定することで、事実上、最新情報のみを取得することになります。

具体的には、インターネットオプションの全般タグを開き、閲覧の履歴の設定ボタンを押し、「Webサイトを表示するたびに確認する」にチェックを入れて「OK」ボタンを押します。
続いて、インターネットオプションの「OK」ボタンを押せば、以降、サイトを開くたびに最新の情報に更新されます。

もちろん、低速な通信回線を使用している場合は、この設定にすると表示が遅くなり、弊害の方が大きくなります。
しかし、最近のADSLや光回線のような高速通信を用いているならば、キャッシュを使わなくてもそれほど遅さを感じずに済むでしょう。

サイト表示の際に、常に最新の状態にしたい場合には、有効な方法だと思います。ただ、サイトによってはADSLを用いていても表示が重くなる場合があります(例えばカブドットコムのサイトなどは結構重くなります)。

そのような状況をできるだけ回避したいならば、データを更新する場合のみ事前にキャッシュをオフにし、市場が終わってデータを更新する必要がなくなったら、元に戻すようにすればいいかもしれません。

今回は、インターネットエクスプローラのTipsについて述べてきました。内容的には特に目新しいものではないかもしれませんが、必要に迫られないと案外と気付かずにいるものなのかもしれません。

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