今週の投資成績（10/31～11/04）

今週は、日経平均の大幅上昇にも助けられて、損益率は＋９．０５％となった。また、１１月の損益率は＋６．８７％、年初来累計損益率は＋２３．８１％となった。

１１月１日の東証システムダウンで、一時はせっかくの収益機会が危ぶまれたが、当日中に取引開始となったため、先行していた日経平均先物との裁定解消買いが入り、裏デイトレにとっては好結果となった。

このペースで行けば、今月は大幅な収益が見込めそうかと思いきや、世の中はそんなに上手く事を運ばない。
今までも、月の半ばくらいまでに期待収益の倍近くの利益を上げたことがあったが、そのような時は大抵、月の後半で大きく吐き出してしまうことが多い。

それならば、期待収益を越える利益を出したら、その月はもうトレードを休止すればいいと思えるかもしれない。しかし、以前述べたことと矛盾するかもしれないが、システムトレードを遂行するにあたって、自分の裁量でトレードを休止することは許されない。

システムに、損益がある金額に達したらトレードを一定期間休止する、といったような条項を付け加えればよいのだが、残念ながら現時点では対応できていない。
そもそも、月前半に利益があり、月末に吐き出すという傾向は、ここ最近のみの偶然の事象であり、必ずそうなるというものではない。たまたま今は損益の波の周期がそのようになっているだけであって、今後もその周期が続く保障はない。
まあ、実際に長期間の統計を取ってみて、月前半の方が明らかな優位性があることが確認できれば、月前半のみ売買するという手法も有効であろう。

ロバスト性という観点で見ると、大幅な上昇の後には必ず調整が入るように思える。ただ、コイン投げで連続して表が出たからといって、次は裏が出やすいなどということは、けしてないこともまた事実である。

結局、あーだこーだ考えても仕方がない。ただ粛々と、システム通りに売買を進めるのみである。

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